迷参謀アルマジロの日々是修行日記
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「文句ばかりを言うなかれ!?」
  世に言う子供でも大人でも、文句を言いたがる場面というものがあるようだ。(常に文句を言っている人もいるように思うが、その傾向にある方は医師の診察をお受けになるべきであると思います。命を縮めることにもなりかねないので・・・真面目な話!)

  そんな場面の一つが「試験」に関わる場面。「1日に2科目の試験は多すぎる」「試験範囲が広すぎる」「こんなことができて一体何になるんだ」などなど。よくよく聴いていると結構面白い。試験問題がある理由で不適切(たとえば、質問が多義的であることから、とか)であるなんて正統派の文句を見付けることはかなり難しく、上記の例に挙げたような文句ばかり! 要は、受験生をもっとスポイルしろ、甘やかせという文句ばかりなのである。

  そもそも、試験などというものは、それまでに学んだことの理解度を試すためのものであって、しかも、出題者の土俵で試されるものである。したがって、問題が悪い、範囲が広いなどと試験する側に詰め寄ってみても、およそ意味がないことなのである。ましてや、点数が悪かったことの理由にそのような文句を撒き散らすのは言語道断。「恥を知れ、恥を!」と言ったところであろう。

  なかなか面白いのは、試験結果が出る前に山ほど文句を撒き散らしていた輩が、結果がそれほど悪くないと知ると大人しくなってしまうことである。そんな大人がいると、観ているこちらが恥ずかしくなってしまう(笑)

  何れにしても、大人であれ子供であれ、文句を並べ立てているのはあまりカッコの良いものではないと思う。我々は、決して自分ひとりの社会で生きている訳ではない。だから、一定の与えられた、逃れることができない環境の中で、その良し悪しに拘らず生活していかなければならないことを肝に命じるべきである。異論もあろうが、その方が自分自身のみならず、周囲の人達の精神衛生上も良いと思うのだが・・・
by hayakawa-houmu | 2010-10-29 05:42 | 日々雑感
「司法修習生の給費問題」
  この国の政治は、つくづく嘆かわしい現状にある。
 
  その例を挙げれば枚挙に暇はないが、ここ数ヶ月新聞紙上を賑わせていたのが司法修習生に対する給費制の存続問題である。

  この給費制、そもそも司法制度改革の折に法曹人口増が謳われ、財政負担の拡大が予想されたために廃止となったのであった。。司法予算全体が膨らむ中で国民の理解を得るためには、貸与制しかない・・・日弁連の代表も含めて政府で検討した末、結論はそう集約されたはずだ。

  ところが、どうだ・・・今度はその日弁連から、「金持ちしか法曹になれなくなってしまう。司法制度改革により法科大学院の卒業がほぼ義務化された中では、学生の負担が重すぎる。司法試験に合格したとしても就職がままならない現状だというのに。」などの理由を挙げて「存続すべし」と政治家に訴えたところ、議員立法などの手段にすぐに動き出した与野党の議員達には呆れるばかり。

  国会で議論し官民まで巻き込んで決定した内容の法律を、内容の如何に拘らず、そうまで簡単にひっくり返してよいものか。国会は国民の代表が運営する「国権の最高機関」であることからすれば、その決定を覆すにはそれなりの理由と手続きが必要なはずである。それを蔑ろにしている政治家も日弁連も、「どうにかしてる」というしかあるまい。

  修習生の経済的負担が大きすぎるということを給付制存続の主な理由としていた日弁連も、最近おとなしくなってしまった。その理由は、先日の最高裁の調査結果にあることは明白だ。すなわち、最高裁が貸与制移行に先立ち、本年度の司法試験合格者に調査したところ、全体の4分の1は貸与を希望しなかったということだ。貸与を希望した人の中にもその必要性がない人達がいることも考え合わせると(無利子!)、多くの人達が親の経済支援などによって賄えるということであって、少なくとも修習生全員に給費制を存続なさなければならない合理的理由に乏しい。

  もちろん、本当に困っている人には、何らかの救済が必要だろう。たとえば、何らかの条件の下に返済免除や返済期間の延長があってもいいと思う。ただ、一部の人達を理由に全体に対して大盤振る舞いするのは如何なものか。たとえば、日弁連自身が大盤振る舞いするのならいざ知らず、この財政状態から年間100億円の国税を充てることに国民は納得するであろうか。

  たしかに、法曹は、客観的に観て、公共性の強い職業といえる。 しかし、公共性の強さから言えば、医師などの職業と比較して特に重んじられる合理的理由を見出すことは難しいと思う。
by hayakawa-houmu | 2010-10-27 05:45 | 日々雑感
「料理上手」
  アルマジロは料理するのが結構好きです!

  何故好きになったのかというと・・・おそらくお店で忙しくしていた母の料理を待っていられなかったので、その必要性からやっているうちに料理をすることが好きになったのだと思います。余談ですが、人間の性格とは面白いもので、同じ環境に育った弟は誰かが食事を用意するまで、暗がりで正座して待っていました。アルマジロの兄弟の性格はほぼ正反対なのですが、そのことがよく顕れたエピソードのひとつです(笑)

  さて、アルマジロの料理ですが、材料や調味料は目分量の、いわゆる「男の料理」です。料理本を見ながら料理するのは、およそ効率が悪くて好きになれません。本の指示をすべて暗記してその通りに作るのらまだしも、暗記までして料理する気にもなりません。目分量処理をしていても、それなりに味のチェックをしていると、味も結構一定してくるようにも思えます。人間の味の感じ方なんて、その日の体調や、気温や湿度などに左右されるとよく聞きますものね。

  そんな「アバウト」なアルマジロですが、先日あるメルマガを読んでいて大笑いをしてしまいました。理科系の男性のお話なのですが、その方は常に計量や温度設定をレシピどおりにきっちり守って作るのだそうです。授業で行った化学の実験よろしく、数字にはうるさいということでしょうか。「材料はあるもので、調味料は適宜……」ということがないからでしょうか、味にブレはないそうです。

  ただ、レシピに書いてある食材と調味料が全部そろわないと作れないという欠点もあるそうです。おかげで年に1回使うか使わないかの調味料が棚を占領して困っているとか・・・

  さて、皆さんはどのような「料理上手」を目指しますか!?

  アルマジロは楽しく作れて美味しければ、それでよし。向上心や好奇心があれば、尚更よろし・・・そんな「料理上手」を目指します!
by hayakawa-houmu | 2010-10-25 05:40 | 日々雑感
「試験の極意!?」
  先日「80点の壁」なるタイトルで当ブログに記事を書いたところ、さるお方から次のようなコメントを頂戴しました。

  「たしかに、80点取れれば、およそどのような試験であっても合格するわな。しかるに、80点をそれなりに内容を理解しているかいないかの基準とすることはよいかもしれぬな。」

  この受験界の大御所の発言(!?)に従えば、およそどのような試験でも目標とする得点は「80点」とすべしということになります。それには、アルマジロも大賛成!

  それに加えて、試験合格の極意をもうひとつ・・・ それは、受験回数1回目で合格することを目指すこと!それが叶わなかったときには、2回目以降早期に合格するためには想定以上の努力が必要になるとの覚悟を決めることです。

  お気付きの方も多いとは思いますが、大学受験であれ、司法試験などの資格試験であれ、受験回数別の合格率を比較すると、1回目の受験生の合格率が断然高く、2回目以降の受験の合格率は大きく下がる上に、回数が増すに連れて、その低い合格率はますます低下していくのが通常であるということです。

  だとすると、「今年は勉強していないから予行演習。来年はしっかり勉強して合格を目指せばいいや。」などという考え方は、非常に危険だということになります。何故なら、たとえば勉強していないことを一度言い訳にしてしまうと、様々な言い訳の連鎖に嵌ってしまい、だらだらと時間ばかりが通り過ぎてしまうなんてことはよくありがちなことだからです。

  しっかり勉強していても、していなくても、「1発で合格する!」といった強い意思こそが早期合格には必要なのかもしれませんね。特に、仕事をしながら何かの試験にチャレンジしようという方には当てはまるような気がします。「1発で合格!」を目指して、是非頑張って下さい!
by hayakawa-houmu | 2010-10-22 05:53 | 日々雑感
「客観を視る」
  何事も主観的に見る傾向にある私達にとって、時には客観的にものを視るということはとても大切ですよね。

  特に、議論や争い事の渦中にある時や、何か物事に熱中している時など、頭を冷やして客観的に問題や悩みを考えてみると、思わぬ解決策に出会えたりするものです。

  たとえば、スポーツにおいては、日々の練習や試合に没頭する余りその種目の本質を考えようともせず、思わぬ壁にぶち当たったりするものです。そんな時のひとつの解決方法は、思い切ってその種目から離れてしまうことだと思います。1週間でも1ヶ月でも1年でも、他人のプレーを眺めるだけで、練習も試合もやらずに過ごすのです。そんなことをしているうちに、その種目の本質を客観的に視ることができるようになって、かつて抱えていた問題は氷解していくものです。

  アルマジロは自分の経験則からそのように考えていたのですが、先日、TV番組における写真家の浅井慎平さんもテニスの伊達公子さんの再デビュー前の発言を次のように引用されていました。伊達さん曰く、「引退してから、他のプレーヤーのテニスを観ていて、テニスというものが本当によくわかりました。今の私は、間違いなく強いですよー。」 この発言を裏付けるように、伊達さんは現在アラフォーにしてあの強さですからね、あっぱれです(笑) 浅井さんが「若いプロのプレイヤーでも、強くなりたければ一度止めてみるべきだ!」と真顔でコメントされていたのがとても印象的でした。

  どのような手段を選ぶにせよ、抱えている問題や悩みから距離を置いて、それらの本質の客観を視ようと試みること・・・出来そうでいてなかなか出来ないことではありますが、チャレンジしてみる価値は間違いなくあると思っています。
by hayakawa-houmu | 2010-10-20 03:44 | 日々雑感
「80点の壁」
  アルマジロは、知る人ぞ知る、かなりの試験好きである。

  およそ試験というものに接することとなった小学生の頃から、そのことに変わりはない。

  こんなことを言うと、「それはいつも良い点を取っていたからなのでは」などとよく言われるのだが、そんなことはない。点数の良し悪しに拘らず、試験を受けること自体が好きなのである。試験勉強などしなくとも、あるいは、点数など悪いに決まっているのに、ルンルン気分で会場に向かうアルマジロなのだ。

  そんな習性であるからか、試験直前にやる試験勉強はほとんどしたことがない。何故って、試験勉強をしだすと、どうしても暗記に頼りがちになるからだ。「暗記」が常に悪いと言っているのではない。時と場合にもよるであろう。労苦の割には実りが少ないような気はするが・・・しばらくすれば大概は忘れてしまうし・・・それが人間の特技でもある。

  自分で言うのもなんだが、「暗記力」がないというわけでもないらしい。論理的関連性のまったくないといってよい、あの長々とした結婚式の仲人挨拶だって暗記できたのだから。だけれども、暗記という相当な努力を要する作業が苦手なのだ。大体、学校の勉強の科目の内容なんてものは、理屈を理解してしまえば、暗記する必要なんてほとんどないではないか(もっとも、多くの教師は何故かそのようには教えない。)。もちろん、最小限の基本的事項は暗記する必要があるが・・・要は、最小限の労苦で良い点を取ろうとする怠け者なのだ。

  話はだいぶ横道に逸れてしまったが・・・そんな試験好きなアルマジロが、ここ1年くらいで感じたことがある。それは、試験の合否に拘らず、アルマジロにとっては「80点」がひとつの壁、つまり、乗り越えることができるか否かが微妙になる分岐点になっているのではなかろうかということである。世の中には様々な難易度・形式の試験があるが、その難易度や形式には拘らず、「80点」獲れるかとれないかは非常に微妙なのである。理由はよくわからないのだが・・・

  この感覚からすると、試験に合格点や理解度の基準を設ける際には、「80点」が適切なのではあるまいか。教育関係の仕事に携わっている友人に勧めてみようと思う(笑)

  P.S.

  この「試験好き」の延長に、スカッシュなどのスポーツをやる場合の「試合好き」があるような気がします。もちろん、練習を真面目にやらないでの試合も好きですが、種目によってはかなりストイックな練習を重ねるものもあります。かつてのスカッシュはそちらの例かもしれませぬ。
by hayakawa-houmu | 2010-10-18 05:41 | 日々雑感
「忙しい! 忙しい?」
  先日読書をしていたら、ある著名な方曰く、「忙しいという人は、大切なことと無駄なことを選別する能力がないということ」なのだそうです。アルマジロ的には、「忙しさ」の中味にもよるでしょうが、大概の場合は当てはまるようにも思えます。

  そういえば、会社の同僚や部下にもいました、いました、常に「忙しい、忙しい」とぼやいている人達が。よくよく観察していると、大切なことと無駄なことを選別せずにやっているというか、要領を得ないというか、自ら忙しくすることを美徳とでも信じているかのようでした。自営業の方のとあるブログでも、毎回「忙しい、忙しい」と書いていらっしゃる方もおりました。それだけ繁盛しているということを強調しているかの如くです。そうであるとするならば、どちらかとういうと逆効果のような気もしますが・・・

  他方、アメリカでは職を維持するために「忙しい、忙しい」と言わなければならないという考えもあるようでした。アメリカ勤務時代、ある同僚から「忙しいか?」と尋ねられたので「ヒマだ」と答えたところ、説教されてしまいました。曰く、絶対に「ヒマだ」なんて言ってはいけない」、「何故なら、おまえがヒマだということはおまえの席は不要だということを意味するから、おまえはクビということになってしまうからだ」ということでした。その彼はといえば、まあ半日もあれば出来てしまうような分析を1週間ほどかけてやっていましたっけ。それが彼の国のお手本とは言えないでしょうが、彼らの文化や置かれた社会情勢の違いに大いに驚いたものでした。

  そのような話はさておき、「忙しい、忙しい」とぼやかなくてもよいように効率的に仕事を進める方法として、様々なビジネス指南書には、「仕事に優先順位をつけることがとても重要だ」などとよく書かれています。しかし、そのようなことを敢えて指摘されなくとも、通常は皆、この優先順位を無意識のうちにつけているものです。1年は365日、1日は24時間、人間の能力には限りがありますから、如何に多くの仕事ややらなければならない事柄があったとしても、「優先順位」(プライオリティー)を考えて順位が高いと思われるものからこなしていくことに自然となるわけです。そして、その優先順位の付け方は人それぞれですが、様々な要素を総合的に判断しているようです。この仕事はいくらになるからという収入の観点からだけでなく、「上司がうるさいから」とか「今晩はデートだから」とか「気に入った人の依頼だから」といったような感情的側面の要素も考慮しているようにも思えます。

  もっとも、そのような優先順位を日頃からつけているとしても、その過程で「大切なことと無駄なことを選別」し、無駄ななものだからといって敢えて切り捨てることはとても難しく、実行されていないように感じます。世の中の様々な柵もございますし・・・なんて言っていてはいけないのでしょうが、これが出来れば皆さんの精神的ストレスが相当減ることは間違いなしですよね(笑) 「忙しい、忙しい」と言いたい人も言いたくない人も、取り敢えず無駄なものを切り捨てる努力をしてみることに致しましょうか!
by hayakawa-houmu | 2010-10-15 05:51 | 日々雑感
「インプット・アウトプット」
  「インプット・アウトプット」と言っても、ステレオの端子の話ではありませぬ。

  どちらかというと、習い事の上達に関するお話です。

  「インプット」とは、たとえば、法律の勉強であれば専門書をじっくり読んで内容を理解し、頭に定着させること。音楽やスポーツでいえば、ルールや理論を理解し、基本の動作を反復練習して、身に付けること。他方、「アウトプット」とは、勉強であれば、本試験や模擬試験を受験することであり、音楽やスポーツでいえば、発表会や演奏会に出演したり試合に出場することを、ここでは意味します。

  さて、この「インプット」と「アウトプット」はどうもバランスを必要としているようです。たとえば、勉強の内容をきちんと理解していないのにも拘らず、模擬試験ばかり受ける人が結構いるそうです。そして、このような人はいつまでたっても合格点をクリアできないのだそうです。そりゃそうですよね。模擬試験などというものは、試験に慣るという目的もあるでしょうが、基本的には理解度をチェックするためのものです。にも拘らず、内容を理解するという「インプット」の作業がなおざりにされていては、何度模擬試験を受けても点数が伸びないのは当たり前です。

  これと同じことは音楽にもスポーツにもいえます。よほど才能に恵まれている人でない限り、日頃の基礎練習なしに技術の習得は無理でしょうから、そのような人が演奏会になったとたんに素晴らしい演奏をするとか、試合になったら急に上手になって勝利するなんてことは通常あり得ませんよね。そこで、良い「アウトプット」を望むのであれば、それ相応の「インプット」が必要であること、言い方を換えれば、「インプット」と「アウトプット」にはある程度のバランスが必要だということになるのです。

  が、しかーし・・・以上のことは、本人の目標が試験に合格したい、楽器が上手になりたい、あるいは、試合に勝ちたいということであることが大前提です。たとえば、「俺はとにかく楽しめればよいのだ」と思えば、極端な話、「インプット」だけでも、あるいは、「アウトプット」だけでもよいわけですし、バランスなど考える必要もありません。自分がもっとも楽しいと感じることができればよいのです。

  大切なことは、自分の目標をはっきりと認識した上で、「インプット」と「アウトプット」のバランスを考えていくべきだということなのだと思います。
by hayakawa-houmu | 2010-10-13 05:42 | 日々雑感
「意識する(2)」
  前回は「意識する」ということ、さらに、「具体的」に意識するということについて述べた。

  では、人間は一度にどれだけのことを意識することができるのか。

  ここからはアルマジロの経験則となるのだが、一度に意識することができる事項の量には明らかに限界がある。というよりも、多くとも2、3の事項を意識するのが精一杯である。いや、それすら難しいというべきか。だから、各々の練習や試合の場面で、「今回はこれとこれ」といった具合に意識すべき事項を絞って挑戦し、その繰り返しによって、段階的に、あるいは、前進・後退を繰り返しながら、目標に到達するということになる。

  そして、その目標はといえば、意識しないで無意識のうちにその事柄を行うことができるようになることである。スポーツや楽器の習得でいえば、普段の練習で意識しないで済むようなレベルに到達させ、本番の試合や発表会では、試合に勝つこととか聴衆に聴かせることといったパフォーマンスに集中するといったアプローチがやはり本道であろう。

  個人差はもちろんあるだろうが、試合や演奏会において、普段の練習で克服しておかなければならないような事細かな事項まで意識しようとすれば、決して良い結果は得られない。しかも、本番で数多くのことを意識しようとすればするほど、プレーはバラバラになってしまい自滅の一途を辿ることとなる。

  ある方のアドバイスに拠れば、コーチは本番で選手に対して意識すべきことを、できれば1つだけ、どんなに多くても2-3つ指摘するに止めるべきであって、それ以上の数の事項を摘示するのは百害あって一利なしという。アルマジロもまったく同感である。

  このことは、日頃の練習よりも本番が好きな方は特に要注意である。アルマジロもそのタイプなのではあるが・・・
by hayakawa-houmu | 2010-10-11 05:24 | 日々雑感
「司法サービスのコスト」
  昨今、過払金請求に関連して、それに関わる弁護士や司法書士の倫理が問題となっている。ローン会社から返還された過払金を着服されたするものや、返還に関する費用が高く、また、その説明も十分になされなかったなどといった苦情が相次いでいるそうだ。

  たしかに、弁護士を例にとれば、弁護士法1条により、弁護士は「社会正義を実現することを使命」とし、「社会秩序の維持」に努力しなければならないとされている。したがって、端的に言うならば、彼らは一般人にしてみれば「正義の味方」なのであって、法律に反するような高利で借金することを余儀なくされた経済的弱者を救うことを使命としていることになる。それ故、個々の弁護士の「倫理」の有り様が問題となるのである。

  この点、他人の金銭を着服するなどという刑法犯罪を行う弁護士や司法書士は言語同断、着服する意思はなくとも顧客からそのように見間違われる行為は慎まなければならぬ。不動産売買等と同様、顧客が理解できる程度の重要事項の説明は事前に行われなければならないのである。

  他方、弁護士などを利用する際に要する費用は決して安価ではない。何年か前に、公正取引委員会の勧告により共通の料金表を使用することはなくなったが、それだとて実質的に自由競争となり費用が安くなったかといえば、そういうわけではあるまい。固定された料金から、ある一定の、さほど広くない料金体系の幅の中で収斂しているに過ぎない。そして、依然として一般人からすれば高いと思われる料金を払う人がいるから、そのような料金体系に留まっているのであって、資本主義の経済原則からすれば至極当然のことである。それ故、過払金請求を依頼した当事者がその料金を高いと批判することは、積極的あるいは消極的に騙されたのでもない限り、その料金を知った上で依頼した以上、当を得ない主張のように思える。

  顧客の側で大切なことは、「正義の味方」を雇うには、少なくないお金が必要だということを認識することである。ウルトラマンなどのTV番組とは、その点が異なるのである。そして、「正義の味方」だと思って高い料金を払って雇ってみたら、そうではなかったという可能性も皆無ではないことを覚悟しておくことである。これらは、過払金請求に限ったことではなく、一般の民事事件でも同様のことが言えよう。

  そして、だからこそ、「予防法務」が重要なのである。「予防法務」は誰かに依頼しなければできないものではない。最小限のアドバイスを受けさえすれば、個人であれ法人であれ、誰でもできることである。にも拘らず、しかも、世の中は「自己責任の時代」となっているというのに、多くの人達にその興味がないのはお寒い限りである。
by hayakawa-houmu | 2010-10-08 05:46 | 日々雑感



法務参謀アルマジロ日記
by ととろ
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