迷参謀アルマジロの日々是修行日記
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「コンサート:クラッシック・ギター」
  アルマジロは生まれて初めてクラッシック・ギターのコンサートに行ってきました! デュオ2組のコンサートで、最後には四重奏でも何曲かやりました。クラッシック・ギターの曲といえば、とおーい昔に耳にした「禁じられた遊び」くらいしか知りませんでしたが、このコンサートは結構良かったです! 次回はギター・デュオとフルートの共演をやるということなので、暇があれば行ってみようかな・・・

  アルマジロをよく知る人達は「何故クラッシック・ギターのコンサートへ・・・」と思うかもしれませんが、アルマジロのウクレレの師匠の本職はクラッシック・ギターで、 「芝空」という名のデュオで活動しているのです。そんな関係で、「芝空」も出演するコンサートに出没したというわけです。
  
  どんな楽器でもソロもよいものですが、デュオ・トリオ・カルテット・・・と人数が増えた方が音の広がりや組み合わせの妙もあり、また違った世界を醸しだしますよね。アルマジロは中学1年の時からアクースティック・ギターやエレキ・ギターを始めましたが、暫くすると独りで弾くには飽きたらず、2人・4人・6人、時にはそれ以上の人数で遊んでいたものです。

  ウクレレを初めて半年のアルマジロはまだ独奏状態ですが(師匠とやる時は別として・・・)、そろそろデュオも楽しみたいとうずうずしているところ。それと、最近ピアノの連弾をしたくてしたくて・・・ もちろん、今となっては簡単な曲に限られますが・・・たとえば、「My Favorite Things」とか・・・小学校低学年児童のピアノの発表会みたいですね、これじゃ!
by hayakawa-houmu | 2010-03-28 19:21 | 趣味のこと
「誤訳の恐怖!?」
  最近の新聞によると、大阪地裁で昨年11月にあった覚せい剤密輸事件の裁判員裁判で、司法通訳人2人が外国人被告の発言を英語から日本語に訳した際に、「誤訳」や「訳し漏れ」が多数あったと専門家が鑑定したことがわかった。長文に及ぶ発言では全体の60%以上、なんと主語と述語がそろった文を二つ以上含む被告の発言の65%(61件中40件)で、意味を取り違える「誤訳」や、訳の一部が欠落する「訳し漏れ」があったという。当然のことながら被告の弁護人は「裁判員らの判断に影響を与えた可能性が高い」として、審理を地裁に差し戻すよう控訴審で求めるそうだ。

  そういえば、世間ではプロの翻訳家に依頼したにも拘らず、とんでもない代物が出来上がってきたという笑い話を昨年末にもといた会社の先輩から聞いたと思ったら、先日は詐欺まがいの翻訳業者にひっかかった始末をどうつけらいいかという相談を受ける始末。

  世の中いい加減なものだと思う反面、翻訳はたしかに難しいことも事実。アルマジロも何度か翻訳依頼を受けて例外的に請け負ってみたものの、結構苦労しました。通訳だって、アメリカ人社長が従業員向けフォーラムをやるというので通訳の1人として遠い昔に何度かご指名を受けたことがありましたが、これも冷や汗ものでした・・・と翻訳業者をかばいつつ・・・

  でもね、お金を頂戴する仕事である以上、責任を持ってしっかりとした内容のものに仕上げて頂かないと困るのですよね。アルマジロの経験から言わせてもらえば、翻訳や通訳をするのには相当な語学力と知識が必要です。1年や2年の海外滞在で帰国子女なんて言っても、一般論で言えばその語学力なんて知れてます。誤訳しても「依頼人はわからないからいいや」では困るんです。そういや、英文契約書和訳に際して、「must」と「should」に関わる訳ではちゃめちゃのことを言ってるプロもいましたわ。あちらは契約社会ですから、なあなあでは済まないのですよね。本当に怖いお話です。

  ご参考までに、アルマジロが日本語訳をお願いするときには相手の経歴・資格・実績等を十分考慮して業者を選ぶと思います。さらに、請負契約書には出来上がりの水準とそれに満たない場合の対処方法は明記しておきますね! 英語訳を頼むのなら、いわゆる「ネイティブ・チェック」は必須かと!

  どのような専門家に依頼するにも相当な注意を払う必要があるのが、この世の中の現実のようです。相談を受ける側のアルマジロに日々修行が必要な理由がここにあります!
by hayakawa-houmu | 2010-03-26 06:04 | 日々雑感
「バンクーバー・パラリンピック」
  バンクーバー・オリンピックに続いて、パラリンピックも「あっと言う間」に終わってしまいました。結果はメダル11個(金3銀3銅5)! メダルだけが評価の基準とは決して思いませんが、喜ばしい限りです。特に、体格の要素が大きな比重を占めるであろう「アイス・スレッジ・ホッケー」で、準決勝でカナダを破り決勝に進出したのは感動ものでした。選手の皆さんの頑張りや指導者の熱意・戦略などの賜なのだと思います。本当におめでとうございます!

  ところで、「パラリンピック」でひとつ感じたのはマスコミにおける露出度の少なさでした。オリンピックでは多くのチャンネルで日夜騒いでいたのに、「パラリンピック」の放送はほとんど見かけませんでした。まるでハンディキャップを背負って戦う彼らに国民はほとんど関心がないとでも思っているのでしょうか。正直に言って、彼らの戦いは、身体的ハンディキャップを負っている人に対してもいない人に対しても、相当な勇気と希望を与えるものだと思います。にも拘らず、この注目度の低さには合点がいきません。

  日本の社会のインフラは、ハンディキャップを負った人々や老齢の方々にとって、非常に暮らしにくいところですよね。アルマジロもかつて怪我をしてまともに歩けなくなった時など、そのことを実感しました(たとえば北欧の国々を訪れてみるとよくわかりますが、とのかく雲泥の差です!)。そんな社会の有様がパラリンピックの注目度の低さにも関係してるとしたら、社会の老齢化が進むこの社会の行く末に不安を感じます。

  それにしても・・・注目度の高かったオリンピックの成績は期待を大幅に下回るものであったのに対して、ほとんど騒がれなかったパラリンピックでのこの活躍は皮肉にも感じられます。もっとも、マスコミや連盟にこれ以上ない重圧をかけられ、あれだけ騒がれたオリンピックの選手達を可哀想に感じたことも事実です。結果だけを考えれば、あまり騒がない方がよい結果につながるのかもしれませんねえ(笑)
by hayakawa-houmu | 2010-03-24 07:29 | 日々雑感
「ラグビー高校日本代表」
  本年度の高校日本代表は、ただ今フランス遠征中です。日本で行われる2019年ワールドカップに立ち向かう日本代表チームと主力となるであろうこの世代。その戦いぶりが注目されるところです。

  そして、今月20日には早くも18歳以下フランス代表とのテストマッチ(国の代表同士の試合のこと)でした。前半は7-3とリードしていたようですが、試合終了間際に24-25と逆転され敗戦。年齢別代表とはいえ、ワールドカップで優勝をも狙える強国にわずか1点差のゲームで、しかも敵地で負けたのですから、「惜しかった」という声も聞こえてきそうですが・・・やっぱり負けは負けとして、詰めの甘さを反省してもらわねば!
  
  現在のフル代表はファースト・ティアといわれている国々(ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・イングランド・フランス等)に歯はたちませんが、セカンド・ティアと呼ばれる世界ベスト16レベルの国々(フィージー・サモア・イタリア等)とは互角の戦いが出来るようになってきたと思います。そして、今一層の飛躍のためには、すなわち、セカンド・ティア国の一員と認められファースト・ティアの国々を脅かす存在となるには、今回フランス遠征中のメンバーが中心となって、大学生あるいは社会人として頑張らなければならないのです。

  また、ファースト・ティアの国々の若者との実力差は20歳前後で最も開くとも言われています。あちらの国々では若くしてプロ・リーグに入り揉まれるのに対して、日本では大学等で甘やかされているのが原因とも言われています。だとすれば、今回の遠征メンバーの今後2-3年の頑張りが、2019年ワールドカップでの日本代表活躍の可能性を左右することになるのかもしれません。

  アルマジロ的には、2019年ワールドカップでベスト8に入ってもらいたいと思っています!
by hayakawa-houmu | 2010-03-22 14:48 | 日々雑感
「ウクレレーその後(2)」
  アルマジロは最近あることを発見しました・・・

  何って、ウクレレで奏でるクラッシックも相当イケるということなんです。曲にもよりますが、これはかなりのものなのです!

  ウクレレと言えばあのノー天気なコロコロという音のイメージが強くて、とてもクラッシックなどはと、ついこのあいだまでアルマジロも思っていたのです。が、しかーし、アルマジロのウクレレはソロ弾き用に音域を広げるため第4弦を「Low G」チューニングにしていることもあって(通常のウクレレの第4弦は「Low G」チューニングより1オクターブ高い「High G」チューニングです)、クラッシックの名曲もかなりイケちゃうのです。

  そんなこんなで、現在練習している曲にショパンのノクターンの2番をここのところ入れています。もちろんピアノで弾いた時の細やかな音をすべて再現することはできませんが、それなりにウットリ・・・というところです!

  そうそう、「ウクレレ・モーツアルト」というCDもあります。こちらはソロではなくデュオですが、なかなかのものです。
by hayakawa-houmu | 2010-03-19 05:55 | 趣味のこと
「手打ち蕎麦」
  過去にも書いたかもしれないが、「手打ち蕎麦」はアルマジロの好物である。

  お気に入りのお店に行けば、当然(?)のこととしていわゆる「蕎麦前」から始めることになる。ちょっとした肴をつまみながら美味しい日本酒を1杯・・・てな具合に進み、最後は蕎麦で締めるというもの。昔の日本人はなんとも粋な計らいを用意したものだと思う。

  ・・・ということで、アルマジロお気に入りのお店を何店か紹介しましょう。

  まずは、西荻にある「鞍馬」 。小さなお店ながらかなり有名なお店で、結構混雑する。蕎麦は秀逸、天ぷらも美味しい。ただ、混んでいることもあってか少々落ち着かず、酒の肴の種類が限られているので、食いしん坊には不向きかもしれない。

  次に、荻窪にある「本むら庵」 。こちらは超有名なお店。とっくに閉店してしまったが、息子さんがニューヨークに支店まで開いていた(現在はこの息子さん、以前の六本木店を改装してちょっぴりトレンディーな「本むら庵」をやってます。このお店、蕎麦の味もまずまずだけど、蕎麦と肴の種類が豊富なところがお気に入り。剣菱の升酒を升の角にちょこんと塩を乗せていただきます。

  最後に、石神井公園にある「菊谷」 。アルマジロにとっては今一番旬のお店。来月で開店5周年を迎える、路地裏に潜む小さなお店。若いご主人は秩父の名店「こいけ」で修行したとのこと。蕎麦も秀逸。酒と肴もなかなかのものである。新しい肴の開発に余念なく、当初「肴の種類が・・・」と嘆いていたアルマジロも最近は常にニコニコ。先日もたまたまこの店としては珍しい肴があったので、ついつい食べ過ぎてしまいました。それは、最近では珍しく「初鰹」らしい「初鰹」と、茨城産放し飼い鴨のサイコロ・ステーキ。そして、締めは秩父産の十割。いやー、本当に美味しかったです。

  それにしても、最近は美味しい「手打ち蕎麦」のお店が増えたように感じます。うれしい限りです!
by hayakawa-houmu | 2010-03-17 05:53 | 趣味のこと
「示談書」
  先日「示談書」について相談を受けました。

  世の中ではよく使う言葉ではあるのですが、法律的にどのような意味を持つのか、頭の片隅に置いておくことも大切ですよね。

  まず、 「示談」とは、法律上、「和解契約」のことです。端的に言えば、お互いに譲り合って「こんなところで手を打ちましょう」ということです。あくまで「契約」ですから、口頭でも構いません。たとえば、治療費を相手に支払わせることで解決しようという合意をすれば、立派な「示談」の成立です。

  そして、上記の合意、つまり、「示談」の内容を書面にしたものが「示談書」というものです。世の中にはいろいろな人がいらっしゃいますので(たとえば、良い人も悪い人も)、交通事故の場合を例にとればよくわかるように、社会一般的には「示談書」を作成します。噛み砕いて言えば、「示談」の内容を書面に残すことによって、その内容を忘れないようにしたり、合意の証拠として残したり、相手方の約束履行に無言のプレッシャーをかけたりして、将来揉め事が発生しないように、あるいは、発生したとしても自己に有利に事を運べるようにするためのものです。

  ですから、「示談書」は、通常の契約書同様非常に重要なものです。特に「示談書」と題された書面を交わす時の多くは交通事故等が起きた時ですから、当事者双方にとってこの手間を煩雑と言って片付けてしまうのは少々考えものです。以前から当ブログにも書いておりますが、契約一般についても言えることですけどね!
by hayakawa-houmu | 2010-03-15 06:50 | 予防・戦略法務のこと
「消費者教育プログラムーその後」
  以前当ブログにも書きましたが、昨年秋から冬にかけて個人的興味で行政の主催する「消費者教育プログラム」なるものに参加してみました。課題提出では、アルマジロは雄なのに衣類や食品などの分野で満点を頂き、お褒めのお言葉も頂きました・・・そんなことはどうでもいいのですが、先日当該プログラムに関する座談会に出席した折、少々感じたことがありましたのでご報告致します!

  まず、「消費者教育プログラム」に見られるように、行政も消費者教育に大変力を入れているということです。しかしながら、一部の方々を除いた市民の興味を惹く策に手詰まりとなっている状況はとても残念に思います。より効果的な告知等の施策が必要と感じました。

  また、このようなプログラムに参加される方々は消費者問題にご興味をお持ちの方々ですから当然といえば当然ですが、より多くの「知識」を吸収できるような機会の提供を行政に望んでいます。

  アルマジロの感覚としては、「知識」の習得ももちろん必要なのですが、必要な「知識」の量の多さと社会の変化する速度の速さからすると、十分な「知識」の習得を待つことはほぼ不可能に近いように感じます。むしろ、「これ、危なそうだ」とか「これはやばいのでは?」といった「臭覚」(サッカーでいえばフォワードに要求される「ゴールの臭い」とか「ゴールの予感」みたいなものです!)を如何に身に付けるかということが重要に思えます。

  先日の座談会に出席していた方で、不正請求の対処方法につき消費者センターに問い合わせところ最悪の対応を教えられたと憤っていた方がいらっしゃいましたが、街の法律家のみならず公の機関でも誤った情報が提供される可能性があります。「自己責任の時代」といって片付けてしまうのは簡単ですが、市民の方々の消費者問題に対する意識を少しでも高めて頂き最低限の知識を身に付けるとともに、危険を察知する「臭覚」をも是非身に付けて頂きたいと思います。

  市民の意識が高まらない限り、消費者に対する不法な行為が横行する現状は変わりません。契約書だって、しっかり読まない人が多いから、契約の相手方を不利な立場に置いたり騙したりする業者が後を絶たないのです。問題が起こってから対処するのではなく、日頃から意識することを怠らないことをお奨めします。
by hayakawa-houmu | 2010-03-12 05:55 | 予防・戦略法務のこと
「あの懐かしい歌声が・・・」
  冬季オリンピックの最終日、閉会式のエンディングがテレビのニュースで流れていました・・・と、その時、朝刊を眺めていたアルマジロの耳に懐かしい歌声が聞こえたような気が・・・ニュースが終わった後も気になり、その日の夜放送される録画中継を録画予約。それから暫し録画したことも忘れていたのですが、急に思い出して確認したところ・・・

  やはりそうでした・・・懐かしの「ニール・ヤング」がアクースティック・ギターを抱えて歌っているではありませんか。歌いっぷりはあまり変わっていませんが、老けたことと体型の変化にビックリ。そうです、他人のことは言えません、長い年月が経っていたのですね。

  こんな話をすると歳がばれますが(もうとっくにばれていますよね!)、日本で「ニール・ヤング」の曲が流行っていたのは、アルマジロが中学1年の頃。「Heart of Gold」(孤独の旅路)という曲でしょう。もっとも、それ以前に公開された「小さな恋のメロディー」(マーク・レスター主演)の挿入歌である「Teach Your Children」を歌っていた「C,S,N&Y」という、とても綺麗なハーモニーを聴かせる4人グループの「Y」が「ニール・ヤング」でした。

  「ニール・ヤング」はカナダ出身ということで閉会式に登場したのでしょうが、彼の英語の発音はその後の暮らしを反映してか、超ド級のアメリカ南部訛です。その南部訛と声のキーの高さとが相まって、とても懐かしく聞こえたのでしょう。

  中学生だったアルマジロにとって「ニール・ヤング」はお気に入りのひとりだったのですが、彼はどこかユニークな存在でした。曲や詩がかなり繊細である一方、彼が時折使うエレキギターは世にも珍しいトレモロアームが付いたギブソン・レスポール。特別仕様なんでしょうけれど、トレモロアームを付けたレスポールを使う人なんて、この歳になっても「ニール・ヤング」くらいしか知りません! アルマジロだったらレスポールにトレモロアームなんて絶対に付けようとも思いませんし、実際にアルマジロのレスポールには付けていません! 何故って、レスポールを使うに相応しい曲には必要ないし、トレモロアームを付けると音が狂い易くなりますものね。
by hayakawa-houmu | 2010-03-10 05:57 | 日々雑感
「公訴時効の見直し論議」
  ここに来て、早ければ6月には公訴時効の見直し法案が国会に提出されるという見方がマスコミを賑わせている。果たしてこの議論、問題の本質を踏まえた議論になっているのか、一抹の不安を感じるのはアルマジロだけであろうか。

  ところで、公訴時効とは、法律の定める一定期間が経過することによって、その犯罪行為を起訴できなくなるという制度である。そして、公訴時効の存在理由としては、(1) 時間の経過による有罪・無罪の証拠の散逸、(2) 時間の経過による被害者及び社会の刑罰要求の希薄化、(3) 一定期間訴追されていないという事実状態の尊重、の3つの理由が挙げられる。

  時効期間を延長したり時効制度を廃止することに対しては、上記(1)の理由から冤罪の危険を増大するので反対、他方、上記(2)の理由に対する反論、すなわち、被害者感情等は時間の経過と共に希薄化などしないから賛成、など様々な意見が各々の立場から噴出してせめぎ合いを続けているという現状である。

  たしかに、この議論は大変難しい議論ではある。しかし、何故このような議論が始まったかといえば、それは被害者の救済や被害者感情に対する理解が薄い現代の社会制度に対する不満故ではなかったのか。だとすれば、時効制度だけを変えても問題の本質は解決に近づかない。時効制度の内容を検討すると同時に、被害者救済制度の充実や被害者感情を真摯に受け止めケアする制度まで考慮に入れる必要がある。見方を変えれば、刑法理論や刑事訴訟法理論と被害者の現実の橋渡しが議論されるべきなのかもしれない。

  そんなことを考えていたアルマジロは、かつてある法曹とのお寒い内容の議論を思い出してしまった。刑法学には「責任能力」という考え方があり、たとえば、行為者が心神喪失の状態にあって犯罪を行った場合には責任能力なしとして罪には問えないというものである。刑法理論の中では基礎の基礎でもある。しかし、一般人、とりわけ被害者や被害者の遺族の方々にとっては、この理論に納得いかない場合も多々あると思う。それこそが被害者感情なのである。昔の話で恐縮であるが、新宿駅前バス放火事件という事件がかつてあった。何人もの方が亡くなった事件であるが、この事件の犯人は「責任能力」がなかったとされて無罪である。「刑法理論は正しい。したがって、被害者感情は理解できないし、これでいいのだ!」というのでは法曹の資格なし!・・・というより、そんなこと言ってたら、「これでいいのだ!」連発の「バカボンのパパ」にも叱られそう・・・
by hayakawa-houmu | 2010-03-08 05:51 | 日々雑感


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法務参謀アルマジロ日記
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