迷参謀アルマジロの日々是修行日記
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「地球温暖化」
  今朝の東京は、昨晩からの激しい雨が続いています。

  昨晩、日本近海で熱帯低気圧が台風に変わりましたが、こんなことって、かつてありましたかね? 熱帯低気圧が台風に変化するのは、台湾以南の南方海上であったような・・・ きっとこれも、「地球温暖化」の影響なのでしょう。
  
  それにしても、巷では「地球温暖化」やら「異常気象」と騒がれているにも拘らず、抜本的対策が実行に移されないのは、とても不思議に感じます。動物のアルマジロから見ても、ホント呆れてしまいます。日本の平均気温は統計的に上昇し、お鮨屋さんによれば、魚の獲れる場所が北にシフトすると共に、獲れる時期も早まっているそうです。アルマジロが小学生の頃に習った時は日本は「温帯」にあったはずですが、もうすでに「亜熱帯」、そして、何年か先には「熱帯」なんてことになるのでしょうか。

  世界では、「地球温暖化」や「環境問題」に関しての論議は10年以上前から行われています。特に、EC諸国では、比較的真剣に議論されているようです。それでも実効的解決策に至らないのは、経済成長至上主義のアメリカ合衆国や中国、そしてロシアなどの大国がなかなか協調的姿勢に至らないことが原因のようです。たしかに、資本主義経済は経済を拡大させるためのシステムですし、我々は長い間その利益を享受してきました。しかし、その成長も「地球」という環境あってのことです。この期に及んで技術革新によって克服しようというのは、環境破壊の進行を多少遅らせることがあるとしても、科学技術に対する驕りであると思います。

  かつて、「定常化社会」という概念を推奨する方々がいました。これは、端的にいえば、環境破壊をこれ以上進行させないため、経済成長は捨てて、現在の生活レベル(あるいは、何年か前の生活レベル)を維持する社会にしようということのようでした。世の中のお偉いさん達に経済成長を捨てるなどということはできませんから、この概念もいつのまにか下火になってしまったように感じます。抜本的な解決策とは思いませんが、最低限のやるべき事としては必要なことと思っていたアルマジロとしては、とても残念です。

  歴史を振り返ってみれば、ひとつのシステムが未来永劫続くということは考えられません。おそらく、完璧なシステムは存在せず、人類が作ったあらゆるシステムは、社会環境の変化により破壊され、再構築されるのでしょう。アルマジロが「資本主義もそろそろ崩壊するかな」というと、馬鹿にしたような顔をする輩も結構いますが、「資本主義」というシステムも決して歴史の例外ではないと思います。何年後のことかはわかりませんが、「資本主義」が崩壊する引き金となる要素の第1候補は、「地球温暖化」や「環境問題」だと思います。その日が来るのも、結構近いのかも知れません!?
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by hayakawa-houmu | 2009-08-10 07:32 | 日々雑感
チャーハンの作り方
  アルマジロが目指した美味しいチャーハンとは・・・お米の表面が卵でコーティングされた、パラパラチャーハン。しかし、よくある症状は、お米と卵が分離してしまうか、あるいは、普通のお米ではパラパラにならない・・・なーんて経験は皆さんもお持ちではないでしょうか。そこで、今日は簡単で美味しいチャーハンの「俺流作り方」のお話。

 1.普通に炊いたお米と卵(1合のお米につき2個位)を、あらかじめボウルの中でよーく合わせてしまい
   ます。

 2.1)を強火の中華なべ又はフライパンで炒めるだけ。

 3.具材はお好みで。油は、透明に近い胡麻油を使うとなお美味しい。

  といった具合で、どなたにも簡単に美味しいチャーハンを作ることができます。是非一度お試し下さい。

  この作り方は、料理人が主人公の漫画の中で大昔に紹介された方法なのですが、かつてある友人に教えたところ、上手にできなかったようです。原因はよくわかりませんが、その他の友人は美味しく作れているようなので、「簡単で美味しい」作り方として紹介しております!
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by hayakawa-houmu | 2009-08-08 07:54 | 趣味のこと
「ひたむきさ」
  元早稲田大学ラグビー部主将で、元日本代表FWでもある石塚武生さんが、昨日(8/7)お亡くなりになりました。 ここに慎んで、ご冥福をお祈り申し上げます。

  アルマジロが高校1年でラグビーを始めた年、石塚さんは早稲田大学の主将で、チームを大学選手権優勝に導きました(日本選手権では近鉄に敗れてしまいましたが・・・)。 当時の大学ラグビーは早明2強時代であり、早稲田大学のバックスには、藤原選手(ウイング)や植山選手(フルバック)といった日本代表のスター選手がおりました。 他方、フォワードの戦いぶりは、早稲田大学伝統の軽量フォワードが低くタイトなスクラムやモールで明治大学の戦車フォワードに対抗するという、高校生が見ていても悲壮感漂うものでした。

  そんな早稲田大学フォワードの中にあって、石塚選手は身長170cm程度の小柄なフランカー(背番号7)として、どのような大柄の相手に対しても、常にひたむきに、怪我など恐れず、相手の膝下にタックルし続ける姿が非常に印象的でした。 当時、そんな「ひたむきさ」とは程遠かったアルマジロも、身が引き締まる思いで観戦していたことを思い出します。

  アルマジロもオヤジになって思うことは、「ひたむきさ」というのは社会でとても貴重だし、カッコいいですよね、やっぱり。 「ひたむきさ」に代表されるような少年の心を、いつまでも忘れずにいたいものです。

  合掌
  
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by hayakawa-houmu | 2009-08-07 10:49 | 日々雑感
「起訴有罪率」の不思議
  裁判員裁判制度の下で初めての裁判が昨日から始まったということで、今回は刑事裁判のお話。

  「起訴有罪率」という言葉を耳にしたことがありますか? 「起訴有罪率」とは、検察官が起訴した事件のうち、有罪となった事件の割合を示す数字です。皆さんは何%位だと想像しますか?

  実は、この「起訴有罪率」、「99.8%」と言われています。

  アルマジロは、初めてこの数字に出会った時、思わず目を疑ってしまいました。というのも、刑事裁判の大原則に「無罪推定」とか「疑わしきは罰せず」といった原則があります。誤解を覚悟で端的に言えば、「無罪推定」とは、裁判を開始する段階では、被告人は無罪であると推定されなければならないこと、すなわち、「起訴されたのだから、こいつがやったに違いない」などといったような偏見を裁判官は持ってはならないことをいいます。また、「疑わしきは罰せず」というのは、裁判官は「こいつがやったのかもしれない」と言ったような曖昧な状態で、有罪の判断を下してはならないということです。言い換えれば、裁判官は被告人が有罪であるとの確信が得られたとき、「合理的な疑いを差し挟むことができない程度の確信」が得られときに初めて、有罪の判断を下すことができるという原則です。

  にもかかわらず、「99.8%」というのは、感覚的に受け入れられない、というか、あまりに完璧すぎて不自然です(もちろん、%が低ければよいということではありませんが。)。新聞紙上で報道されている冤罪事件・・・数々の痴漢冤罪事件、受刑中に真犯人が見付かったという新潟の事件、最新技術の鑑定ではDNAが一致しない結果となった足利の事件、などなど・・・これらの事件の捜査上の問題点が指摘されるたびに、この「99.8%」という数字に首を傾げざるを得ないのです。

  ここで考えられることは、検察官が起訴する段階で、裁判で有罪となるとの確信を得られた事件のみ起訴しているのか(上記冤罪事件を見ていると、有罪を確信するに足りる「証拠」が揃った事件のみを起訴しているとはとても思えませんが・・・仮にそうだとしても、その場合には裁判官の職務に対して越権行為になるかも・・・)、あるいは、裁判官において「無罪の推定」が働いていないか等々です。

  これらの点についてこの場で議論するつもりはありませんが、法曹三者各々の立場の意見だけでなく、国民の目線で見た評価が必要なのだと思います。この辺のところも、裁判員裁判に参加された皆さんには、様々なご苦労もおありかとは思いますが、是非体感してきて頂きたいと思います。「司法制度改革」の標語に「開かれた司法」というものがありました。法曹三者の世界の中で自己完結してしまっている現在の司法に国民の批判を加えることは必要なことだと思います。あなたが冤罪の被害者に、いつなってしまうとも知れないのですから。
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by hayakawa-houmu | 2009-08-04 06:32 | 日々雑感
司法試験を受験しなかったわけ
  アルマジロは、法科大学院を優秀な(!?)成績で卒業した。にもかかわらず、新司法試験を受験せず法務事務所を開設したと知ると、多くの方は怪訝な顔をされるのが実情であり、アルマジロが何故そのような選択肢を選んだのかと尋ねられる(そういえば、法科大学院1年生の時から、司法試験は受験しない旨、宣言していました。誰も信じなかっただろうけれど)。そこで、当ブログにその理由を記しておくことにします。
  
  第1の理由は、法曹三者というか、「司法に対する不信」があったからである。このように書くと法曹三者の方からお叱りを受けるかも知れないが、法科大学院に入学する以前から抱いていた「不信」とは・・・法曹三者の方々がされている議論は、各々の立場から考えればまったく合理的な議論なのではあるが、司法制度は国民のためにあるのにもかかわらず、一般論としていえば、実質的に一般国民に向いた議論は稀である。そして、このことは、民事裁判の進行や、裁判官・弁護士の市民に対する態度や発言にも現れている(もちろん、すべての法曹の方がそうではないことも事実です)。このようなことであってはならないと考えるアルマジロも、せめて20歳若ければ、「自分は違う」と叫んで、持ち前のやんちゃ精神を発揮したでしょうが・・・

  第2の理由は、日本の法廷で活動することには、あまり興味を持てなかったからである。これが、アメリカの法廷だったなら、間違いなく法曹の道に進んでいたであろう。こういうと、「それならアメリカのロー・スクールに行けばよいのに」とよく言われるが、アメリカのロー・スクールであの膨大な資料を読みこなすには歳をとりすぎました・・・実際、日本の法科大学院においても、老眼の進行との闘いの日々でした。

  第3の理由は、「予防法務」という観点から、商売でなく、社会に少しでも貢献したかったからである。少々カッコよすぎるが、現代社会の現状を思うにつけ、膨大なストレス、そして、お金と時間を掛けずに「自己責任」の時代を乗り切るためには、できるだけ紛争にならないようにして、自己の権利を守ることや法律を有効に活用することが大切である。他方、現在の司法サービスでは、この点におい利用可能なサービスが絶対的に不足している。そこで、一般市民や企業の目線に立った「廉価で敷居の低いサービス」で皆様のお手伝いをさせて頂きたいと考えたのである。
  
  ここまで書いてみて、「俺ってこんなに真面目な人間、いや、アルマジロだったっけ?」とも思いだしたので、この辺で筆を置くことにします。最後に、最近のエピソードをひとつ・・・

  先日法科大学院の恩師(元高裁主席判事)と話す機会があったのだが、その折に恩師から、「司法試験を是非受けてくれ」という叱咤激励と共に、「法科大学院に入ったことを後悔していませんか?」という質問を受けた。アルマジロの答えはもちろん、「ノー」である。なぜなら、「予防法務」をやりたい以上、法科大学院教育のひとつの眼目である「理論と実務の架橋」、つまり、裁判実務や要件事実論などを理解していなければ、「紛争を避けましょう、万が一紛争になったとしても勝てるようにしておきましょう」などという「予防法務」はとてもできないからである。その意味では、法科大学院で過ごした日々は、貴重な3年間でした。
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by hayakawa-houmu | 2009-08-01 08:12 | その他



法務参謀アルマジロ日記
by ととろ
早川法務事務所
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