迷参謀アルマジロの日々是修行日記
2011年 06月 20日 ( 1 )
「個と集団」
  「個」というと独りで勝手に何かすること。

  「集団」というと皆で何かをすること。

  だから、「集団」の中で足並みが揃わないことをすると、勝手なことをするなと叱られ、「出る釘は打たれる」の喩え通り、否定的に取り扱われる。

  皆さんは、「個」と「集団」に関して、そんなイメージをお持ちではないだろうか。

  が、しかーし、「集団」は「個」の集合体であって、複数人集まったからといって勝手なことをやったら叱られるというのは何処か納得いかないところである。そもそも、「集団」などというものは、例えば、同じ目的を持った者が集まって形成されるものであって、集まった「個」もまた「集団」の目標を目指して活動するものである。「個」は「集団」にその自由を完全に束縛されて、埋没させられるものでは決してない。だとすると、「集団」の中の「個」を否定することは、「集団」そのものを否定することにもなりかねない。

  具体的な例を挙げてみよう。ラグビーでもサッカーでも、強いチーム(「集団」)を作ろうとしたら、まず、ひとりひとりのメンバーの能力を様々な方向に伸ばすことを考えなければならない。決して、現在のメンバーの能力に見合ったシステムを押し付けることでも、チームの集団としての統率を強めることでもないのである。日本人はとかく「統率」に目が向きがちであるが、チーム・メンバー全員が「個」の力を今以上に伸ばすことの重要性に気づくことが大切なのである。

  新聞報道によれば、サッカー日本代表の本田・長友辺りはこのことに気づいて行動に移しているが、気づいていない選手たちも少なくないようだ。先日のキリンカップではザック監督お得意の「3-4-3システム」を試していたが、決してこのシステムに固執しないとするところが外国人監督らしい。短期的な結果を求められる風潮からすれば、監督のクビを賭けたチャレンジなのだから、選手たちも是非、自己の「個」の力を磨くべきことに気づき、もう一段上のチームへとチャレンジして欲しいものである。
[PR]
by hayakawa-houmu | 2011-06-20 05:50 | 日々雑感


S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

法務参謀アルマジロ日記
by ととろ
早川法務事務所
ビジネス・スキルの向上には・・・ビジネスコーチ遠藤嗣一郎のWeb