祝、東福岡高校、三連覇!
東海大仰星を相手に「36-24」で勝利。風上に立った前半で試合の流れを掴み、勝負あったといったところでしょうか。前回のコメントを敢えて繰り返しますが、「ディフェンス」の勝利、「防御は最大の攻撃」「アタックル」ということです。試合終了間際には、試合を終わらせる策に没頭することなく、トライを獲り切ろうとプレーを継続させ、試合時間は7分程超過。結果的には東海大仰星に反撃されトライを奪われたのですが、東福岡のその姿勢は「あっぱれ」でした。 それにしても・・・東福岡主将の前日インタビューに対するコメントには甚く感心させられました。 「明日の試合では、仲良しクラブでない我々の絆をお見せしたいと思います。」 「仲良しクラブでない絆」、つまり、馴れ合いの関係ではなく、お互いに切磋琢磨していく関係、あるいは、ライバルの関係・・・ これって、とても大切なことだと思うのです。一般的には、口では大義名分を掲げながらも、「仲良しクラブ」、いわゆる「同好会」的関係を作りたがる人が多いのです。そして、構成員は客観的に観察することを忘れ馴れ合いの実態が続くが故に、具体的目標は失われ、時間の無駄ばかりになってしまいがちなのです。ロースクールでもそうでしたが、とかく「勉強会」と名の付くものに、そんな話が多いように感じます。 にも拘らず、多くの中年を過ぎた大人でさえ気が付かないことを、高校生にして気付くと同時に、TVインタビューでコメントできるというのはとても立派であり素晴らしいことだと感じました。きっと、それなりの確信と自信に裏付けられているのでしょう。 もちろん、クラブや会のメンバーが仲良しになることは悪いことではありません。親睦等が目的であるならば、それはそれで良いと思うのです。アルマジロもそのような集まりは大好きです。しかし、スポーツにしろ勉学にしろ、何かを身に付ける、あるいは、向上させるといったことを目指す集団としては、お互いが切磋琢磨していく関係を作り上げなければ、決して目標を達成することはないと思うのです。 会社や学校、あるいは、その他団体で単なる「仲良しクラブ」を多く見てきたアルマジロにとっては、それはとても新鮮なコメントでした。決して優勝したから言う訳ではありません。東福岡高校は「仲良しクラブでない絆」を十分に見せつけたと思います。敗れた東海大仰星高校にもそんな絆が間違いなくあったと推測させる、好ゲームでした。 P.S. 東福岡高校の谷崎監督曰く、 「やる気の原点は目標にあり、楽しみの原点はプロセスにあり、喜びの原点は結果にある。」 おっしゃる通りだと思います。 それにしても・・・これを高校生の時点で理解できる訳ですから素晴らしい。成功体験の為せる技かもしれませんね。
by hayakawa-houmu
| 2012-01-09 06:58
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