最近巷を賑わせた讀賣巨人軍のお家騒動。
渡邊恒雄球団会長を痛烈に批判した清武英利球団代表兼ゼネラルマネージャーは解任された。 何故解任されたかといえば、球団や讀賣グループの名誉、信用を傷つけたからだ。言い方を変えれば、組織の規律を保つために、規律を乱した者を排除したということである。それ故、仮に清武GMの主張が正しいとしても、過日文科省で行った記者会見は妥当な手段とは認められず、清武GMは組織から排除される結末となったのだ。いわゆる「組織の論理」という奴だ。 特に珍しい話でもないが、排除された個人が可哀想だという意見もよく耳にする。しかしながら、組織に所属する個人はすべて組織にとって大切な個人なのであって、そのうちの一個人によって規律が破られ、組織が崩壊してしまって他の個人を路頭に迷わすことはできないのだ。 このような考え方は、組織のリスク管理に関わる。それ故、組織を統率する者にとってはとても重要であり、繊細かつ大胆な行動が求められる局面である。逆説的にいえば、このような組織のリスク管理ができない者はリーダーとして失格である。 実は、清武GMの記者会見と時をほぼ同じくして、アルマジロも同様な事件に巻き込まれていた。こちらは、規律違反の行為を結果的に見逃し放置し助長したという事件であっのだが、どのような事情があったにせよ、上述のリスク管理の観点からは規律違反が許されるべきものではない。組織の中に、そのことに気付く者がどれだけいるかによって、この組織の将来が決まると言っても過言ではなかろう。
by hayakawa-houmu
| 2011-11-21 05:46
| 日々雑感
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