「インプット・アウトプット」と言っても、ステレオの端子の話ではありませぬ。
どちらかというと、習い事の上達に関するお話です。 「インプット」とは、たとえば、法律の勉強であれば専門書をじっくり読んで内容を理解し、頭に定着させること。音楽やスポーツでいえば、ルールや理論を理解し、基本の動作を反復練習して、身に付けること。他方、「アウトプット」とは、勉強であれば、本試験や模擬試験を受験することであり、音楽やスポーツでいえば、発表会や演奏会に出演したり試合に出場することを、ここでは意味します。 さて、この「インプット」と「アウトプット」はどうもバランスを必要としているようです。たとえば、勉強の内容をきちんと理解していないのにも拘らず、模擬試験ばかり受ける人が結構いるそうです。そして、このような人はいつまでたっても合格点をクリアできないのだそうです。そりゃそうですよね。模擬試験などというものは、試験に慣るという目的もあるでしょうが、基本的には理解度をチェックするためのものです。にも拘らず、内容を理解するという「インプット」の作業がなおざりにされていては、何度模擬試験を受けても点数が伸びないのは当たり前です。 これと同じことは音楽にもスポーツにもいえます。よほど才能に恵まれている人でない限り、日頃の基礎練習なしに技術の習得は無理でしょうから、そのような人が演奏会になったとたんに素晴らしい演奏をするとか、試合になったら急に上手になって勝利するなんてことは通常あり得ませんよね。そこで、良い「アウトプット」を望むのであれば、それ相応の「インプット」が必要であること、言い方を換えれば、「インプット」と「アウトプット」にはある程度のバランスが必要だということになるのです。 が、しかーし・・・以上のことは、本人の目標が試験に合格したい、楽器が上手になりたい、あるいは、試合に勝ちたいということであることが大前提です。たとえば、「俺はとにかく楽しめればよいのだ」と思えば、極端な話、「インプット」だけでも、あるいは、「アウトプット」だけでもよいわけですし、バランスなど考える必要もありません。自分がもっとも楽しいと感じることができればよいのです。 大切なことは、自分の目標をはっきりと認識した上で、「インプット」と「アウトプット」のバランスを考えていくべきだということなのだと思います。
by hayakawa-houmu
| 2010-10-13 05:42
| 日々雑感
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