太平洋の島国、フィージー・サモア・日本・トンガの四か国で争われる「パシフィック・ネーションズ・カップ」が7月2日から始まりました。
この四か国はすべて9月から始まるワールドカップの出場権を得ており、また、日本とトンガは予選グループが同一ということもあり、ワールドカップの前哨戦として例年とは少々異なった様相を呈しています。つまり、例年より「ガチンコ度」がかなり高くなってくると思われます。 さて、7月2日、日本の第1戦の相手はサモアでした。来日したサモア代表のメンバー構成はほとんどがヨーロッパのプロ・リーグで活躍している選手たちでした。ワールドカップ本線に向けて、代表の一員に選ばれるためのセレクションの場でもあり、選手たちが本気モードになるインセンティブは十分にあったと思います。 他方、日本代表はといえば、今年に入ってからは世界ランキング上位のチームとは試合をしていませんでした。ガチンコ勝負といえば、5月に行われたアジア五か国対抗だけであり、しかも「お山の大将」的立場の試合ばかりでした。そんなこともあって、世界の強豪チームと久々に顔を合わせるサモア戦では、いわゆる「当たり負け」をするのではないかという一抹の不安がありました。 試合が始まると、その不安は現実のものとなりました。日本代表が標榜する「低くて速いタックル」は影を潜め、腰高でボールに向かうタックルが多く、当然のことながら勝負になりません。あっという間に「0-17」とリードを奪われました。それでも後半になると、強豪相手の当たりに慣れてきたのか、だいぶ日本代表らしくはなってきました。 最終的なスコアは「15-34」で敗れました。敗因は何と言っても、ワン・オン・ワン(1対1)のタックルが甘かったこと、それと、ラインアウトやスタンドオフの判断ミスなど防ぐことができたミスが多かったこと。良かったことは、スクラムでの第1列の頑張り、今回初キャップだった西原選手の献身的プレーなどでしょう。 次戦の相手はトンガ代表です。トンガ代表は2日の試合では、前回ワールドカップ・ベスト8で、パシフィック・ネーションズ・カップに出場する4か国の中では現在ランキング最上位のフィージーを破っており好調そうです。ワールドカップ本番の対戦に備えて、お互い手の内をすべて曝したくないなど、いろいろとあるかとは思いますが、日本代表としてはここで勝ち癖を付けたいところです。 本番で勝てばよいなどと言わず、是非勝ってほしいと思います!
by hayakawa-houmu
| 2011-07-06 04:39
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