東日本大震災に原発事故・・・この期に及んで、事態を収拾すべく政治家達が政党を離れてひとつになれないのは何故なのだろうか。全く、意図不明である。震災後の対応がわるいのはM党の責任としても、過去のエネルギー・原子力行政はJ党の責任、そして、彼ら政治家を選んだのは国民の責任・・・ 誰に責任があるにしても、責任の所在を議論する以前に今起きている問題を解決しなければいけないのでは・・・って、子供でもわかる理屈だろう。
振り返れば、アルマジロが長年居た会社でも似たようなことがあった気もするけれど、ここまでひどくはなかったとも思う。何故こんな状態になりがちかといえば、政治学者達は「結局、日本における民主主義は、ある意味、成熟していないからだ」とでも言いそうである。 たしかに、それも一理ある。 ただ、アルマジロ的には、いつも言うようだが、日本をどんな社会にしたいという、国民が合意したひとつの理念を持ち合わせていないからなのだ。だから、アメリカの略奪的資本主義の手先となって結果的には国民を苦しめ、未曾有の大災害に陥っても解決の方向さえ国民に示すことが出来ないのだろう。 原発事故に関しても、最近になってやっと炉内の状況等が報道されるようになってきた。しかし、国民を徒に不安に陥れることは問題だとしても、事故が起きた当時から、現在の技術力では何がどうなっているか把握できず、対処療法しかとりようがないこと、そして、この先何が起こっても不思議でないことを国民に白状すべきではなかったのか。そのような白状もせず、事故当初は海外からの援助に対してお断り申し上げていたという噂まであるのだから、恐れ入ってしまう。 アルマジロはもちろん科学者ではないけれど、昔々に子守歌代わりに耳にした知識によれば、小魚で計測された放射線は食物連鎖により、より大きい魚へと凝縮されるであろうし、魚は海流に乗って移動するのだから、凝縮された放射線も西へ西へと移動するはずである。さらに、空気中の放射線だって風に乗っていどうするのだから、原発の何十キロ圏を飛び越して移動するはずである。 最近の報道で、神奈川県足柄の茶葉から放射線が検出されたようだから、国内大混乱の兆しとならなければよいと思うのは、アルマジロだけであろうか。
by hayakawa-houmu
| 2011-05-13 05:48
| 日々雑感
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