今回は、入社から約半年が経ち、そろそろ何回目かの倦怠期に入りそうな新入社員の方々に一言・・・もちろん、ベテラン社員にも!
サラリーマン、いや、ビジネスパーソンの間で、「宮仕えは辛いですな」なんて声がたまに聞かれます。だけど、いわゆるサラリーマンの仕事って結構楽しいものですよ! これホント! こんなことを言うと、「アルマジロは会社でいろいろと恵まれていたからね!」というのがお決まりのコメントとして直接的あるいは間接的に返ってきます。ある意味、そのようなコメントも社会通念上の思考回路からすれば致し方ないとは思います。しかしながら、キャリアパスや出世如何等に拘らず、サラリーマンの仕事には醍醐味があるのです。では、それは何か・・・一言で言えば、会社という組織・装置を十二分に利用し活用して、より大きな仕事や様々な経験、そして自己研鑽を積むことができるところがサラリーマンの醍醐味だと思います。 たとえば、サラリーマンは個人事業主ではできない規模や種類の仕事ができます。しかも、リスクは会社が取るわけですから、そんな仕事を気軽にできるということです。また、規模がそれなりに大きい会社に勤めていれば、人事システムでも財務管理でも法務でも、生きた教材を使い効率的に学ぶことができます。さらには、毎月決まった額の給料と年に数回はボーナスまで頂けます。そして、従業員としての地位は労働関係法規により保護されています。個人事業主から見たら、こんなに恵まれている地位は羨ましい限りでしょう。 たしかに、厭な上司やうるさい上司がいて、なんでこんな奴のために働かなければならないのかと思うこともあるでしょう。しかし、そんな上司ばかりであったとしても、もっと楽しく仕事ができるはずですし、そうするべきです。たとえば、反面教師にだってできるはずです。不満の理由を上司にばかり求めることの原因は、常に仕事を与えられるものだと受動的に捉え、消極的に考える習性によるものと思われます。自分がやりたいと思う仕事のやり方や会社の進むべき方向に個人的な考えや想いがあるのなら、上司と議論するなり、上司を説得するといった積極的な態度で臨むべきです。そんなチャレンジがあれば、「宮仕えは辛い」なんて思うことなく、結構楽しい毎日を会社で過ごせるものです。もちろん、権力の重圧に押しつぶされることもあるでしょう。でも、それはこのゲームの楽しみの一部です。 もっとも、思考回路は人それぞれですから、上述のような積極的態度が仕事の楽しさに必ずしも繋がるわけでもありません。ただ、不満の理由を上司にばかり求め上下関係を否定する方の多くは、進んで一国一城の主である個人事業主等になろうというわけでもないところが、不思議といえば不思議です。客観的に見れば、それは単なる「大人の甘え」ということのようにも思えます。 まあ、言うに易く行うに難しという側面はありますが、やろうとさえ思えば必ずできる事柄です。アルマジロもサラリーマン時代にはこの醍醐味を十分に味あわせて頂きました。端的に言うならば、「会社に利用されている」と思うのではなく、「会社を利用しよう」という前向きな姿勢とゲーム感覚がポイントです。アルマジロも、サラリーマン時代の、そんな経験が現在の仕事においても役立っていると思います!
by hayakawa-houmu
| 2010-09-03 05:43
| 日々雑感
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