先日の当ブログで「リンゴ」の話を引き合いに出し、ひとつの「リンゴ」でも見る角度によって違った形に見えるのだということ、そして、おそらく人間は物事の限られた部分を捉えてそれがすべてだと思い込みがちなところがあるのだということを書いたら、「だから、ものは考えようということですね!」というお言葉を即座に頂戴致しました。
アルマジロもその通りだと思います! 物事の多面性故に、あるひとつのものには良い点・悪い点、好きな点・嫌いな点、美しい点・醜い点等々、実に様々な側面があるのです(ものだけでなく、人間だってそうですよね!)。そして、その内の一部の側面しか見ていないにも拘らず、すべてをわかったような面をして、途方に暮れたり、悲しんだり、喜んだりしているだけなのですよね。だから、少し角度を変えて見てみれば、それと違った側面を発見することができて「なーんだ、これって捨てたものでもないな」、「ものは考えようだ」ということになるのでしょう。 「ものは考えようだ」ということになれば、辛いことや嫌なことがあってもかなり前向きになれますよね。これって、とても大切なことだと思います。そもそも、0点とか100点なんて出現するのは試験の時だけです。その他のことは大概40点から70点くらいに収斂するのですから、ポジティブに思える点を必ず見出すことができるはずですよね。言い方を換えれば、評価や感じ方なんて常に「相対的」ということです。 アルマジロが大嫌いなケースは、ある人が物事の一部しか見ないで判断したものを聞いて、自分では確かめもしないで伝聞で他の人に広めてしまうことです。たとえば、「あの人はとんでもない人だ」とか、「あの会社は遅れている」だとか・・・ 伝え聞いた人も確かめもしないで更に広めるなんて連鎖が出来上がってしまえば、どこか間違った方向に誘導されてしまうことは必定なのですよね。でも、これって残念ながらよくありがちなことのようです(冷汗)。論理的に、あるいは、経験的に考えてみれば、「どこかおかしいな」「そんなことないだろ」と疑いを差し挟むこともできると思うのですが、そうしないのです・・・ある意味、情報リテラシーの問題でもあります。 ところで、この現象、肯定的な内容の情報より否定的なものに多いと感じるのはアルマジロだけでしょうか!? (人間には、否定的な内容を面白がる習性があるのかも・・・)
by hayakawa-houmu
| 2010-05-14 05:45
| 日々雑感
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